初回価格 | 内容量 | 生薬1gあたり のコスト ![]() |
1日あたり | 月間コスト![]() |
処方量 |
---|---|---|---|---|---|
5,000円 | 30日分 (360錠) |
13円 | 167円 | 5,000円 | 1/2 |
トウキ | シャクヤク | センキュウ | サンシシ | レンギョウ | ハッカ |
---|---|---|---|---|---|
0.6g | 0.6g | 0.6g | 0.6g | 0.6g | 0.6g |
ショウキョウ | ケイガイ | ボウフウ | マオウ | ダイオウ | ボウショウ |
0.2g | 0.6g | 0.6g | 0.6g | 0.75g | 0.375g |
ビャクジュツ | キキョウ | オウゴン | カンゾウ | セッコウ | カッセキ |
1g | 1g | 1g | 1g | 1g | 1.5g |
発売元はクラシエ薬品株式会社、製造販売しているのはクラシエ製薬株式会社で、どちらもクラシエホールディングス株式会社の子会社です。
また、クラシエホールディングスはホーユーの完全子会社となっています。
2006年まではカネボウ株式会社という名称でしたが、2006年に医薬品、食品、日用品事業などを継承した新カネボウグループが発足し、2007年に社名変更しています。
多くの紆余曲折を経ながらも、現在はトイレタリー、化粧品、医薬品、食品事業などを成功させており、快適な楽しい暮らしへ、という願いを込めたクラシエ(Kracie)という社名の通り、日常生活を楽しく幸せにするための製品を作り続けています。
また、クラシエは漢方にも力を入れており、中国・青島に青島華鐘製薬有限公司を設立するほか、生産技術の向上に取り組み、残留農薬検査を頻繁に行ない、安全性の高い漢方薬を提供しています。
さらに、公式サイト「Kampoful Life」で多くの情報を発信するなど一般の人にもわかりやすく紹介し、漢方をさらに広めるために努力しています。
クラシエが医療用に製造しているものに「クラシエ 防風通聖散料 エキス細粒」があります。
これは一般医薬品である防風通聖散料エキス錠のほぼ2倍、5,700mgの満量処方ですが、「散料」ですから同じ作り方をしていると考えられます。
病院でクラシエの漢方薬を処方されて効果が出た人は、こちらの商品も体質的には合いやすいと考えられます。
なお、成形などのために添加物が8種類含まれており、その中には毒性が疑われるマクロゴールや発がん性や不妊症の原因の可能性がある酸化チタンが含まれています。
少量なので問題はないと思われますが、心配な場合は医師や薬剤師、登録販売者、メーカーに相談しましょう。
もともと便秘がひどいわりには胃腸が弱く、下剤だと効きすぎてしまうのを内科へ相談したところ、防風通聖散を進めてもらい服用しています。
一般的には粉薬で飲む方の方が多いようで、私も最初は粉薬を飲むよう勧められましたが、私は昔から粉薬を飲むとむせてしまう傾向があるので、錠剤は1度に飲む量が多いのですが、錠剤にしました。
服用を始めてからもう7年ほどにはなると思いますが、体重の変化に関しては私は特に変動がありません。(その分だけ食べているだけかもしれませんが…)むくみにも効くとのことを医師から教えていただき、私は事務仕事をしていてむくみも年々ひどくなる一方なので、そういう面でも効果を期待していましたが、それも思ったよりは効いている実感は特にありません。
下剤の代わりとして長年愛用しています。
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他の防風通聖散が合わなかった人向け
クラシエの防風通聖散料は、1日分の生薬27.1gの約半分13.225gを使用し、有効成分が2,850mgと、満量処方の約1/2になっています。
商品名をよく見ると、防風通聖散に「料」という文字がついています。
「散」というのは本来生薬を粉に挽いて、それをそのまま飲むものを指します。実際にはそれからエキスを抽出してあるものがほとんどですが、基本は粉で、成分にできるだけ変化を与えないよう低温のお湯などで抽出しています。
それに対して「散料」というのは、本来は粉にしてそのまま摂取する処方の生薬を煮込んで、エキスを抽出したもののことを指します。
生薬を煮込む(煎じる)ことで、「散」の状態では得られなかった成分が抽出されることもありますし、逆に煮ることで失われる成分もあります。
そのため、この防風通聖散料エキス錠は、同社から発売されているコッコアポプラスA錠や新コッコアポA錠が合わなかった人でも合うことがあるのです。
ただし、その手間の分が入っているのか、コッコアポEXより処方量は少ないにも関わらず、1日当たりの価格は若干高めです。