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キツい運動や食事制限だけじゃない!?メタボなポッコリお腹を改善する方法まとめ

メタボになりやすい人の特徴について解説!

近年TVや新聞、ネットなどで頻繁に見かける「メタボ」という言葉。
健康診断でメタボを指摘され、ショックを受けた人も少なくありません。
単にお肉がお腹周りについてるってだけじゃないの?健康に良くないの?と不安な方に、メタボで起こる問題と、その改善方法について解説します。

メタボ=デブじゃない!?~メタボの定義

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メタボリックシンドローム、略して「メタボ」。
メタボリック(metabolic)は新陳代謝、シンドローム(syndrome)は症候群という意味で、新陳代謝に問題が起きて生活習慣病になりやすくなっている状態のことをいいます。

ここでいう「新陳代謝の問題」とは、主に脂肪がうまく代謝されず、内臓に脂肪がついていることです。
つまり、メタボ=内臓脂肪が多く、健康に異常が起きてもおかしくない状態のことを指します。

健康の異常とは、高血圧、脂質異常(高脂血症)、糖尿病など、生活習慣によって発症しやすいとされているいわゆる生活習慣病のことですが、放置すると心筋梗塞や脳梗塞、がんなどを引き起こしてしまうのです。

ここで知っておいていただきたいのが、外見が太っているからといってメタボとは限らないということ。
メタボかどうかをチェックする簡単な方法に腹回りのサイズがあり、男性は85センチ、女性は90センチ以上でメタボ基準を超えてしまいます。

とすると相撲取りは全員メタボということになりそうですが、実は相撲取りで生活習慣病を患う人はとても少ないのだとか。
NHKが調査したところによると、幕内力士の平均体脂肪率は約23.5%と、男性の適正値より若干高いものの、肥満とされる25%以下なのです。

実は、メタボチェックは腹回りだけなく、中性脂肪値、血圧、血糖値も合わせて判断するものです。
必須項目として腹回りサイズが含まれているものの、それプラス以下の項目のうち2つ以上が該当しなければ、総合評価としてメタボには含まれません。

・中性脂肪…150mg/dL以上 かつ/または HDLコレステロール 40mg/dL未満
・血圧…130~85mmHg 以上
・空腹時血糖…110mg/dL以上

ですから、単に見た目が太っているからといってメタボとは限りません。
問題となるのはあくまで中性脂肪や血圧、血糖値に問題がある場合であり、この原因となっているのが「内臓脂肪」なのです。

メタボなポッコリお腹の原因は内臓脂肪

お腹周りのポッコリには2種類あります。
パンと張り出しているいわゆる太鼓腹と、ぷよぷよ柔らかいタイプです。

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前に張り出していて掴めないのが内臓脂肪で、内臓の周りにたっぷり脂肪がついている状態です。
それに対して皮下脂肪は内臓ではなくその上の皮下部分に脂肪がついているものです。

サイズだけで測るとどちらもメタボサイズだったとしても、上の3項目のうち2つ以上該当しなければメタボではありません。
そして、メタボ健診に引っかかるのは圧倒的に内臓脂肪のほうなのです。

これは、内臓脂肪が内臓内の脂肪細胞から出て来ているからです。
内臓脂肪は善玉アディポサイトカインと悪玉アディポサイトカインという2種類の物質を分泌させる働きがあります。

このうち悪玉アディポサイトカインには血圧や血糖値、中性脂肪値を上昇させる働きがある上に、内臓脂肪が多くなるほど善玉が減り悪玉が増えることがわかっています。
そのため、内臓脂肪が多くなればなるほど危険になるのです。

皮下脂肪にはこれらのアディポサイトカインが存在しないため、足腰に負担がかかるなどの問題はあるものの、直接病気の原因にはなりません。

貴方は大丈夫?メタボになりやすい人の特徴

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メタボというと、何となく男性というイメージがありますよね。
実際、男性ホルモンが減ると内臓脂肪が増えるという統計も出ており、男性ホルモンのテストステロンの減少とメタボは大きな関係があると考えられるのです。

ということは、女性にはほとんど男性ホルモンがないから関係ないのでは、と考えがちですよね。
確かに、女性ホルモンには皮下脂肪を貯める働きはあるものの、内臓脂肪を貯めにくくする働きもあるのです。
そのため、女性ホルモンの分泌量が多い30代前半頃までは、女性に内臓脂肪はあまりつきません。

しかし、いくら健康に被害を与えにくい皮下脂肪といえど、子宮を守るという役割があるため、一度お腹周りにつくとちょっとやそっとでは落とすことができません。

また、加齢とともにホルモンバランスが乱れてくると、内臓脂肪もつきやすくなってきます。
そのため、触るとぷよぷよだけれど、実は中には硬い内臓脂肪も隠れているということになり、男性以上にお腹周りが改善しにくくなるのです。

では、どんな人がメタボになりやすいのでしょうか。

デスクワークや座って作業することが多い人

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座っている時は、よほど意識しない限り胸やお腹、脚の筋肉を使いません。
これが習慣化すると筋肉が衰え、お腹が引き締まらなくなってしまうのです。
お腹周りにはちょうど骨がないため、その部分を中心にどんどん脂肪が集まってしまいます。

運動不足が顕著な人

男性ホルモンには筋肉を増やす働きがあります。
逆にいうと、男性ホルモンが少ない女性ほど筋肉が衰えやすいということです。

筋肉は動かすことで熱を発生させ、それが血液に乗って全身を巡ります。
すると全身が温まるため代謝機能が活性化して基礎代謝がアップし、食べたものを効率的に分解・燃焼してくれます。

女性はただでさえ筋肉がつきにくいのに、その上に運動不足が重なると特に腹筋が弱くなり、お腹周りにどんどん脂肪が貯まってしまうのです。

食生活が乱れている人

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脂肪は食べた物からできますから、食生活が乱れていれば当然メタボになりやすくなります。
油を使った料理が好きでよく揚げ物を食べる、肉も脂が多い部分が好きといった人は脂肪が貯まりやすくなります。

また、炭水化物や糖類は消費されなかった分が中性脂肪として蓄えられてしまうため、これもメタボの原因となります。

さらに、食物繊維には中性脂肪が吸収されるのを抑えて排出する働きがあるのですが、野菜など食物繊維を多く含む食材が不足すると、やはりメタボになりやすくなるのです。

夜遅い時間に食事をする人

寝る前に食べるとカロリーが消費されないために太る、と昔からいわれてきましたよね。
食事をした後は約3時間エネルギー消費量が上がるのですが、夜遅く食べてすぐ寝てしまうと、消費量はわずかです。
そのため、消費されなかった分が脂肪となってメタボになってしまうのです。

それに加え、最近になって「BMAL1(ビーマルワン)」という脂肪を貯め込む作用のある体内タンパク質が、夜になると増えることがわかりました。
調査によると、BMAL1は夜10時~2時頃までが最も多くなることが判明しています。
そのため、この時間帯に炭水化物や脂質を摂取すると、より貯め込まれやすくなるのです。

BMAL1が最も増えるのが深夜2時頃なので、週末の夜更かしなどで夜中に食べるとすべて身になってしまうのですね。

メタボ解消の基本~実は落としやすい内臓脂肪

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内臓脂肪は健康を損なう非常に危険な脂肪ですが、実は皮下脂肪に比べて落ちやすいといわれています。

内臓脂肪は男性ホルモンの影響で男性につきやすいというのは前述の通りです。
これは、男性ホルモンが多いと筋肉が発達しやすく、その筋肉を充分運動させるためにはエネルギーが多く必要で、そのために内臓脂肪が備蓄されるからです。

筋肉の動きは瞬発性がありますから、エネルギーも即効性がなければいけません。
そのため、内臓脂肪は燃焼性が高く、貯まりやすいけれど同時に落ちやすいのです。

内臓脂肪を落とす方法は、筋肉を持続的に使う有酸素運動が一番です。
特に男性の場合それほど激しい運動をしなくても筋肉が強化されやすく、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどを継続的に行うことでメタボを改善させることができるのです。

とはいえ、有酸素運動だけでメタボがすぐに改善される訳ではありません。
例えば、ボディメイクで有名なRIZAPでは、有酸素運動はメニューにありません。
RIZAPは短期間でメタボを改善させる方法として、徹底した糖質制限を指導しています。

しかし、糖質制限によってインスリンの分泌が減るとタンパク質も合成されなくなり、筋肉が減って来てしまう危険性があります。
それを防ぐために筋トレをメニューに入れていますが、メインはあくまで糖質制限なのです。

RIZAPのような短期決戦型ダイエットの場合、有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果はあるものの時間がかかるため、取り入れられません。
その点筋トレは筋肉を鍛えるため、基礎代謝量がアップして眠っている間でも脂肪が燃焼するようになるため、より早くメタボを改善させる補助方法として導入されているのです。

ですから、炭水化物や砂糖を抜いても大丈夫!という方は糖質制限をメインに、きつめの筋トレを週2回ほど行なう方法で、数か月でメタボ改善効果が現れるでしょう。

ただ、RIZAPと同様の筋トレとなると、スポーツジムでマシンを使用しないと難しいかもしれません。

また、RIZAPはマンツーマンでその人に一番合った筋トレメニューを組む方法で高い効果をあげていますが、普通のスポーツジムではそれは望めません。
自分の力量以上のことをして筋肉を傷めたり、刺激がうまく伝わらず効果が出なかったりと、一人でハードな筋トレを正しく行なうのは結構難しいのです。

リバウンドしない身体に~体質改善の裏技

そこでお勧めなのが、YouTubeなどを参考に自宅でできるスクワットなどの筋トレをしたり、ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどで有酸素運動をしたりしながら、漢方薬で体質を改善させていく方法です。

漢方は生薬、鍼灸などを組み合わせた伝承医学で、中国医学をベースに日本独自の発展をしてきた東洋医学です。
今ある症状をやみくもに叩くのではなく、その症状の原因となる体質を根本から改善させていく方法を取っています。

体質の改善は簡単にできるものではなく、メタボの改善にも時間がかかります。
しかし、漢方薬や鍼灸で時間をかけて体質を改善していくと、身体は「欲しいもの」ではなく「必要なもの」がわかってきます。

すると脂っこいものが食べたくなくなったり、身体を動かしたくなったりといったことが自然に起こり、身体が自ら健康を維持するために働いてくれるようになるのです。

もちろん、漢方薬だけ飲んでいれば良いというものではありません。
漢方ダイエット商品メーカーの中には、漢方薬を飲みさえすれば脂肪が落ちるような宣伝をしているところもあります。

しかし、漢方は生薬や鍼灸だけでなく、「養生(ようじょう)」という、日常生活を正しく送るという治療法も含んでいます。
食事、睡眠、運動を正しく行なうことで、漢方薬や鍼灸の効果がしっかり発揮されるのです。

そこで、無理をしない程度に脂質や炭水化物の過剰摂取を控え、野菜や食物繊維を摂る、筋トレや有酸素運動を心がける、夜更かしをせずに充分な睡眠を取るといった「養生」に加えて、漢方薬を摂取する方法を取る方法がベストといえます。

するとより早くメタボが改善し、さらに体質が変化するのでリバウンドしにくい身体を作ることができるのです。

ただし、養生をしっかりしても、漢方薬はそれぞれの体質に合った処方のものを選ばないと、効果が期待できません。

メタボ改善には防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)、大柴胡湯(だいさいことう)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、扁鵲(へんせき)などがあり、それぞれ合う体質が違います。

購入の際は必ず薬剤師や専門家に相談し、正しい漢方薬を選びましょう。

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