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努力の割りになかなか落ちないお腹周りの脂肪!もっと効率的に痩せる方法はないの?

お腹周りに脂肪がつきやすい人の特徴と改善方法とは?

お腹周りのぽっこり、本当に気になりますよね。
腕や足は服で何とか隠すことができますが、お腹周りは隠したつもりでもちょっとしたことでシルエットが丸わかり。
しかも、そのぽっこりのせいで服をワンサイズアップしなければならないことも。

何とか集中的に痩せる方法はないのでしょうか。

お腹周りは脂肪がつきやすく落ちにくい場所

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ウエストからお腹周りにかけて、気になる女性は多いものです。
この部分に脂肪がついていると、どんなファッションもイマイチ決まらなくなってしまいますよね。
しかし、残念ながらこの部分は脂肪がつきやすく落ちにくいのです。

女性の場合、お腹周りの脂肪は皮下脂肪であることが多いのですが、内臓脂肪の場合や両方ということも。
お肉が柔らかく掴めるようなら皮下脂肪、お腹が前にせり出して硬い場合は内臓脂肪です。

どちらの脂肪にしても、お腹周りにつきやすく落ちにくいのはなぜでしょうか。
これは医学的に明確にはなっていないのですが、お腹周りには骨がないことから、脂肪で内臓を守っているからではないか、といわれています。

統計によると、お腹は全身で最も脂肪が落ちにくい部分となっており、努力しても結果が出るのは最後、という人が多いのだそうです。

さらに、女性の場合子宮があることも、お腹周りに脂肪がつきやすい原因と考えられています。
妊娠出産のためにできるだけお腹周りを冷やさないよう、衝撃を受けないようにするために、脂肪がつきやすくなっているのです。

お腹周りに脂肪がつきやすい人の特徴(太る原因)

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このように、特に女性はお腹周りに脂肪がつきやすい体質を持っています。
しかし、それほどぽっこりお腹にならない人もいますよね。
この差は以下のようなことから出てきます。

筋肉が衰えている

お腹周りにはいわゆる腹筋がありますが、現代社会では腹筋を使うことはあまりありません。
椅子に座ってのパソコン操作や、小さい画面のスマホなど、私たちはつい前かがみになりやすい生活を送っていますよね。
すると腹筋が衰えてしまうのです。

筋肉には脂肪を燃焼しやすくする作用があるため、腹筋が衰えれば衰えるほど皮下脂肪が貯まりやすくなるのです。

内臓下垂

女性に多いのが、内臓が骨盤まで下がってしまい、お腹が出てしまう内臓下垂です。
これは前述した腹筋と大きな関係があります。

腹筋の働きが弱くなると、内臓を支えられなくなって下へと下がってしまいます。
すると骨盤内に落ちてしまい、特に骨のないお腹の前部分がぷっくりと出てしまうのです。
さらにその重みで骨盤が開いてしまい、段々横にも広がってきます。

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また、生まれつき内臓下垂という人もおり、臓器が下がったまま大きく成長してしまい、お腹が出てしまう、ということもあります。

女性ホルモンの影響

女性には女性ホルモンだけでなく、少量ですが男性ホルモンも存在しています。
女性ホルモンには、子宮を守るために皮下脂肪を貯まりやすくするという作用がありますが、内臓脂肪は男性ホルモンが多いほどつきやすいといわれています。
そのため、女性ホルモンの分泌が盛んな30歳前半までは、特にお腹周りに皮下脂肪が集中するのです。

しかし、30歳を過ぎると女性ホルモンの分泌量が減ってくるため、男性ホルモンの影響が出るようになり内臓脂肪も増えるように。
そのため、ぷよぷよの皮下脂肪の下に内臓脂肪も加わり、お腹周り全体が太ってしまうのです。

さらに、男性ホルモンには筋肉を増強する働きがあり、このホルモンの分泌量が少なければ少ないほど筋肉が衰えやすくなります。

便秘がちである

女性は子宮があるため大腸が圧迫されやすい体内構造になっており、元々便秘になりやすいといわれています。

さらに、近年日本女性の体温は下がっています。
50年前は36.5~37.2℃が平均でしたが、近年35℃台の女性が増えており、内臓が冷えて大腸がうまく機能しないことも便秘の原因になるのです。

女性は元々熱を生みだす筋肉が少なく、さらに皮下脂肪には熱を運ぶ血管があまり多くありません。
それに加えて生活スタイルが変化して筋肉を使うことが減ったため、ますます筋肉が衰えて体温が下がり、エネルギー代謝が悪くなって老廃物を便として排出できなくなってしまうのです。

また、痩せるために食事制限をすると腸への刺激が弱くなるため便が出にくくなりますし、脂質を控え過ぎて便をなめらかに排出できなくなり、体内に留まってしまうこともあります。

このような原因で便秘が続くと、体重が増えるのはもちろんお腹周りがぽっこり出てしまうのです。

理想は代謝が良く脂肪が燃焼しやすい身体

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このように、女性はお腹周りに脂肪が貯まりやすくなっています。
これを断ち切るためには、摂取カロリーより消費カロリーを多くするという、シンプルな方法しかありません。
消費されなかったカロリー分が脂肪になり、お腹周りについていくのですから。

とはいえ、好きなものをガマンする食事制限ダイエットは、長く続けられるものではありませんよね。

そこで理想としたいのが、食べたものをしっかり代謝し、脂肪が全て燃焼してくれる身体を作ることです。
その方法は簡単なことではありませんが、一度習慣づけてしまえば年を取っても太りにくく、多少体重が増えてもすぐに痩せることができるのです。

基本は、有酸素運動、筋トレ、食生活の改善

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ダイエットの基本は、有酸素運動・筋トレ(無酸素運動)・食生活の見直しです。
一つずつ見ていきましょう。

有酸素運動

お腹周りの脂肪を落とす方法として、内臓脂肪は有酸素運動、皮下脂肪は筋トレと有酸素運動をセットにして行なうと良いといわれています。

有酸素運動とは「継続的に筋肉に弱い力がかかる運動」で、ウォーキングや早歩き、スロージョギング、ジョギング、エアロバイク、エアロビクス、水泳などのことをいいます。
脂肪の燃焼に効果があるといわれ、最初の20分は主に血中脂肪、20分後からは内臓脂肪や皮下脂肪が燃焼し始め、脂肪をなくす効果があるのです。

なぜ20分以上かというと、リパーゼという脂肪分解酵素が活性化を始めるのが、運動を開始してから約20分後だからです。
また、リパーゼは体温より1~2℃高い時に最も活性化するため、少し汗が出る程度の有酸素運動が効率的なのです。

リパーゼが活性化するまでの間は、主に血液中の脂肪が分解・燃焼されます。
血中脂肪が分解することで血液がサラサラになり、栄養が全身に滞りなく巡るので、健康維持のためであれば20分以下の運動でも充分です。
しかし皮下脂肪や内臓脂肪を減らして痩せるには、20分以上有酸素運動を行なう必要があります。

この運動ですが、最近の研究で20分以上続けて行なう必要はないことがわかりました。
休み休み行なっても20分続けて行なった時とあまり変わらない体脂肪燃焼効果があるので、無理せず継続させることができます。

筋トレ(無酸素運動)

筋トレとは無酸素運動の一種で、瞬発的に強い力を使う運動方法のことです。
主に糖質が使われるため、お腹周りを痩せるために行なうのは非効率ですが、筋肉をつけることで基礎代謝量を増やすことができます。

基礎代謝がアップするとくつろいでいる時間も睡眠中も脂肪が燃焼されるので、多少太ってもすぐに痩せることができるのです。

また、無酸素運動には「アフターバーン」と呼ばれる、運動中だけではなく「運動後」にも多くのカロリーを消費する状態を作り出す作用があります。

筋トレをすると筋肉疲労を起こしたり筋肉がダメージを受けたりしますが、その回復に必要なのが酸素で、身体は無酸素運動の後できるだけ酸素を取り込もうとします。
酸素には細胞内でエネルギーを生み出す働きがあり、さらに代謝を活発にする作用があるため代謝量がアップし、運動量以上のカロリーを消費して痩せることができるのです。

ここで、一つ知っておいてほしいことがあります。
お腹周りの脂肪を落とすには、いわゆる「腹筋運動」は効率が良い方法とはいえません。

脂肪が腹筋のある場所にだけついているのなら腹筋運動で良いのですが、ほとんどの場合脂肪はヒップや太ももにもついていますよね。
そのため、腹筋より「身体全体を使った筋トレ」で基礎代謝量をアップさせたほうが、お腹周りはもちろん全身を引き締めて痩せることができるのです。

オススメの筋トレ方法が、スクワットです。
スクワットは全身の筋肉を使いますが、その中でも良く使用するのが下半身の筋肉です。
下半身には全身の70%前後の筋肉が集中しているといわれ、特にふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど重要です。

下半身に貯まった血液やリンパ液を心臓まで押し上げる働きがあるため、ふくらはぎを鍛えると血行が良くなるだけでなく、筋肉の動きで生み出された熱が全身を巡り、代謝力がアップするのです。
スクワットだけで痩せることができるといわれるほどの筋トレ方法ですので、ぜひ毎日の生活に取り入れてください。

ご紹介する映像を参考にするととてもわかりやすく、正しいフォームで行なうことができますよ。

YouTube:正しいスクワットで激痩せダイエットしよう!

なお、内臓脂肪は有酸素運動だけで落とせますが、皮下脂肪は筋トレと有酸素運動両方を行なったほうが効果が出やすいといわれています。
外出前にスクワットを行ない、外出時は早足で歩いたりちょっと駆け足をしたりと、無理なく生活に組み込むようにしましょう。

食生活の改善

いくら運動をしても、脂肪を貯め込むような食生活を送っていたら意味がありません。
脂肪といえば肉の脂質を思い浮かべがちですが、実は多くの女性が愛してやまない炭水化物や砂糖などの糖質も脂肪になるのです。

厚生労働省の健康情報サイトe-ヘルスネットには、「過剰な場合、エネルギーとして消費されなかった糖質は中性脂肪として蓄積され、肥満や生活習慣病の原因になる」と書かれています。
参考:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-018.html

もちろん糖質がすぐに脂肪になる訳ではありませんが、少しずつでも毎日多めに摂っていれば、いずれ負の連鎖が始まってしまうのです。
糖質を完全に止める必要はないものの、これまでより1~2割減らす方法を試してみましょう。

例えば、タンパク質や野菜から先に食べ、ご飯を口に入れる前にお茶をひとすすりするだけで主菜や副菜の味が薄まり、ご飯をかき込まなくてもよくなります。
また、ご飯を固めに炊いてよく噛むことでも、食べる量を減らすことができますよ。

また、コンビニのローソンは低糖質食品に力を入れていて、スイーツもたくさんありますし、その他様々な低糖質のお菓子や間食用食品も大型スーパーやドラッグストアで販売しています。
ちょっと割高ですが、気持ちの負担なく痩せる方法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、動物性タンパク質は脂質が少ない鶏肉のささみや胸肉などをうまく利用しましょう。
今は大豆を加工した肉タイプ製品がたくさんあるので、ひき肉に混ぜて使うのもお勧めです。

なお、脂質を全く摂らないと、脂溶性ビタミンのビタミンA・D・E・Kがうまく吸収されなくなります。

ビタミンAには皮膚を健康にしたり動脈硬化を予防し血液をサラサラにしたりする作用、ビタミンDは血糖降下作用、ビタミンEは血流改善や動脈硬化予防作用、ビタミンKは骨の健康を保つ効果があり、どれも健康的に痩せるために必須の成分です。
脂質を極端に控えるのは止めましょう。

流行のダイエットサプリや漢方薬の効果は?

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お腹周りを落とすには、時間と努力が必要です。
何とかもっと簡単に痩せる方法はないの?と思った時に目につくのが、ダイエットサプリや漢方ダイエット薬ですが、実際の効果はどうなのでしょうか。

最近のダイエットサプリで人気なのが、酵素や食物繊維、プロテインなどを主成分にしたものです。
それぞれ多くのメーカーから販売されており、手軽に購入できます。

しかし、使用者の口コミを見ると、痩せるという効果より血糖値が下がった、美味しい、不味いといった内容がほとんどで、痩せる効果を実感した、という意見は思ったほどありません。
特に女性がよく選ぶ置き換えダイエットドリンクはすぐお腹がすく、高い、不味い、栄養不足といった声が多く、評価が高いものは1ヶ月で数万円してしまいます。

それよりは、漢方ダイエットのほうがお勧めできます。
基本的に無理な食事制限や運動をしなくても効果が出ること、防風通聖散のように中国で数百年使用されている処方を元にしていること、大手メーカーがデータを公表していること、などから痩せる効果が期待できるのです。

ただ、漢方には痩せるための処方はありません。
体質を改善して健康になるというのが漢方の原則で、その過程で不要な便や尿、脂肪を排出するため、体重が減っていくのです。

例えば、前述の防風通聖散の場合、体力があって固太りの人、食べるのが大好きで暴飲暴食してしまう人、体温が高く汗かきな人が服用すると、便秘やむくみが改善され、食欲が徐々に落ち着いてきて痩せる効果が期待できます。

また、女性によく処方される防已黄耆湯の場合、ぽっちゃり体型で疲れやすく立っているのが苦手、食事は少なめだが水を飲んでも太る、といった体質の人に向きます。
このタイプは代謝が悪いため、胃腸の働きを活発にすることで代謝力をアップさせ、食べたものを燃焼させる力を高めてくれるのです。

このように、漢方は肥満、お腹周りの脂肪といった症状の原因を調べ、その原因をなくしていくことで健康に導く医学です。
原因は様々ですから、それに合った処方の漢方薬を服用すれば根本の原因が改善され、脂肪や水分、便などが排出されやすくなるのです。

漢方薬は体調を整えながら体質を改善させるため、急激に体重が減ったり脂肪が落ちたりすることは期待できませんが、健康に痩せたいという人にはお勧めできます。

お腹周りの脂肪は他の部分の脂肪に比べて落ちにくいといわれているので、短期で劇的になくすというのは困難です。

しかし、有酸素運動、筋トレ、食生活の改善に加えて体質に合った漢方薬を使用することで、脂肪の分解・燃焼効果をアップし、より早く痩せることは可能です。
漢方薬に興味がある人は、ぜひ近くの薬局やドラッグストアで相談してみてくださいね。

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