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知るだけで差がつく!皮下脂肪と内臓脂肪の違いと“効果的”なダイエット方法

ダイエットで無駄な努力をしていませんか?

ダイエットをしていて、なかなか効果が出ないということがありませんか?
ダイエットには停滞期がつきものですが、実は効果が出ないのは停滞期のせいではないかもしれません。
毎年様々なダイエット方法が話題となり、テレビや雑誌などで採り上げられていますが、代わるがわるに新しいダイエット方法が出るということは流行したダイエットの中には効果が思うように現れないものもあったといえます。

では、実際に効果があったダイエットとはどのようなものなのでしょうか。
ダイエットで効果を感じるためには、まず脂肪の種類とその特徴を把握しておく必要があります。

ダイエット前に知っておくべき脂肪の種類と特徴

脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があります。それぞれに特徴があり、効果的なダイエット方法も異なります。そもそも、皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは何でしょうか。

皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下にある脂肪で、いわゆる「つまめる」脂肪は皮下脂肪です。
皮下脂肪は腰まわり、おしり、太もも、二の腕など見た目にあらわれやすい部分に脂肪がつきやすく、加えて出産準備や子宮を外からの衝撃から守るために、生物学的にも女性の方がつきやすいという特徴があります。
直接見た目に反映されてしまう脂肪であるがゆえに、女性にとっては嬉しくない存在かもしれません。しかし、皮下脂肪には体温を保つ役割があり、生命活動を維持するためには不可欠なのです。また、皮下脂肪が過剰についている状態は問題ですが、皮下脂肪自体は身体に害を与えるわけではありません。

 皮下脂肪はカロリーを過剰に摂取したり、カロリーが消費できていない状態が積み重なったことによって、体内に蓄えられた脂肪です。長い年月をかけて蓄積された分、簡単には落とすことができません。皮下脂肪を落とそうと運動したとしても、身体はまず血中の糖分をエネルギーとして使用し、その次に内臓脂肪を使用します。皮下脂肪を使うのはその次であるため、一度ついてしまうと落としにくい厄介な脂肪といえます。

一方で内臓脂肪とは、お腹まわりの筋肉と内臓の間についた脂肪のことで、表面上は肥満に見えず気づきにくいかもしれません。しかし過剰に蓄積すると糖尿病や高脂血症などの生活習慣病や、脳卒中、動脈硬化といった命に関わる病気に発展してしまう恐れがあるため注意が必要です。

内臓脂肪が過剰に蓄積した状態を「メタボリックシンドローム」といい、ウエストが男性の場合は85センチ、女性の場合90センチ以上ある人はメタボリックシンドロームに該当する可能性があります。

内臓脂肪は男性につきやすい脂肪といわれています。それは、女性に比べ男性の方が筋肉量が多いため、必要とするエネルギー源の確保のためだと考えられています。また、内臓脂肪は加齢とともにさらに蓄積しやすくなるという特徴があり、中年男性に多い腹部が前に張り出すタイプの肥満は、内臓脂肪によるものです。

内臓脂肪は食事から過剰に摂取された脂質が内臓に貯蓄されたもので、皮下脂肪と比べると短時間で蓄積された脂肪です。運動時、脂肪は血中の糖分、内臓脂肪、皮下脂肪の順番で使用されるため、皮下脂肪よりは落としやすい脂肪といえるでしょう。

皮下脂肪を“効果的”に落とすダイエット方法

皮下脂肪は生きていく上で必要な脂肪ですが、長い年月をかけて過剰に蓄積した皮下脂肪は不要な存在といえます。加えて、皮下脂肪は一度ついてしまうと落ちにくいという特徴があります。では、皮下脂肪を“効果的”に落とすためには、どのようなダイエット方法があるのでしょうか。

まず、皮下脂肪を燃焼させるために効果的なのが「筋トレ」です。筋肉をつけることで基礎代謝をアップさせ、脂肪が燃焼しやすい身体になります。基礎代謝とは、内臓を動かしたり、体温を維持したり、最低限生きていく上で必要な活動に使用されるエネルギーのことで、1日の消費カロリーのうち約7割を占めています。基礎代謝の中でも最もエネルギーの消費量が多いのが筋肉なのです。つまり、筋肉量が多ければ筋肉量が少ない人に比べると、少しの運動でも脂肪が燃焼しやすい体質になります。

さらに、より効果を出すために、筋トレに加えて取り入れたいのが「有酸素運動」です。ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなど、ゆっくりとした運動を無理のない範囲で20分以上続けることがポイントです。筋トレをすると成長ホルモンが大量に分泌され、成長ホルモンの作用によって体脂肪が燃焼しやすい状態になります。成長ホルモンが大量に分泌された状態で有酸素運動を行うことは、さらに脂肪燃焼をアップさせる効果が期待できます。

しかし、女性の中には運動が苦手という人が中にはいるかもしれません。また皮下脂肪は落ちづらい脂肪であるため、効果を感じるためには長い時間がかかります。途中で挫折してしまいそう…という人におすすめなのが漢方です。

漢方は症状や検査結果に基づいて選ぶのではなく、体質や肥満の原因に基づいて選ぶことで、より高い効果を期待することができます。皮下脂肪を落とす効果がある漢方は下記のようなものがありますので、自分の体質や症状に合わせて種類を選択してみましょう。

●防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水分の代謝が悪く余分な水分を溜めてしまう、いわゆる「水太りタイプ」に効く漢方です。生薬が水分代謝に働きかけてむくみを取ります。色白で筋肉が柔らかい、下肢がむくみやすい、疲れやすく汗をかきやすい人に適しています。

●大柴胡湯(だいさいことう)
体格がよく、精神的にイライラしてしまう、ストレスが溜まると暴飲暴食してしまうという人におすすめの漢方です。大柴胡湯に含まれる生薬には、肝臓での脂質代謝機能を改善するはたらきがあるため、脂肪燃焼効果や便秘の改善が期待することができます。

●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
体力がなく、冷え性で一年中手足が冷えている人に適しており、生理痛や不妊症などに効果があるとして女性によく処方される漢方のひとつです。血の巡りを改善させ、水分量を整えることでむくみや冷えの症状を改善します。

内臓脂肪を“効果的”に落とすダイエット方法

内臓脂肪は脂っこい食事や甘いものの過剰摂取により、消費できなかったカロリーが脂肪として身体についたものです。適度な食生活と運動をしていれば、内臓脂肪が過剰につくことはありません。内臓脂肪がついている人の肥満の原因の多くは、運動不足である可能性が高いのです。内臓脂肪は身体についていると生活習慣病などの原因となるので、いち早く脂肪を落とす必要があります。

内臓脂肪を落とすためには食生活の見直しが第一です。
食生活の見直しと聞いて、食事の量や回数を減らしてしまいがちですが、食事量が減ると身体に必要な栄養素が不足し、身体が1回の食事からより多くのカロリーを摂取しようと太りやすい体質になる可能性があります。
また、栄養素を気にして野菜ばかりを摂取するというのも、実はダイエットにとっては逆効果なのです。

例えば、食物繊維が多いからとキャベツばかりを食べる生活をしたとしても、肉や魚に含まれる動物性油脂が不足していると便秘になる可能性があります。便秘になるとカロリー消化吸収機能が弱まり、過剰にカロリーを吸収してしまうなど、ダイエットにとっては良くありません。食事量を減らしたり、野菜だけを食べるのではなく、バランスよく栄養を摂取することが大切です。

もうひとつ内臓脂肪を落とすのに効果的なのは運動です。皮下脂肪と同様、筋トレと有酸素運動を組み合わせて実施することで、より高い脂肪燃焼効果を期待することができます。内臓脂肪は皮下脂肪と比べ落としやすいという特徴があり、運動ですぐに効果を実感できるでしょう。運動が久しぶりな人は、まずはウォーキングやジョギングなど身体を痛めない程度の軽い運動から始めるのがおすすめです。

内臓脂肪に効果が期待できる漢方もいくつかあります。内臓脂肪に効く漢方には便通を改善する作用があるため、便秘で悩んでいる人におすすめです。逆に皮下脂肪の多いタイプの人が使用すると、下痢などの体調悪化の原因となってしまうことがあるので、必ず自分の体質にあったものを選ぶようにしましょう。

●防風通聖散(ぼうふうつうせいさん)
体力が多く、腹部が前に張り出した太鼓腹のタイプの肥満に効果があります。防風通聖散は脂肪細胞を活性化させ、医学的にも脂肪燃焼効果が認められている漢方です。加えて、便通や利尿効果を促す生薬が配合されており、これまでに溜まった老廃物を排出する作用があります。

●通導散(つうどうさん)
どちらかといえば体力があり、下腹部に圧痛があって便秘しがちな人に向いています。通導散には便通を促す効果に加え、月経不順や更年期障害など女性疾患に効能のある漢方です。

一時的な減量よりもリバウンドしにくい身体に

食事の量や回数を制限したりすれば、一時的に体重は減るかもしれません。しかし、食事制限によるダイエットは体重を減らすどころか、むしろ太りやすい体質へと変化させてしまう可能性があります。つまり、食事制限によって、以前よりカロリーを摂取しやすい状態でダイエットを挫折してしまうと、リバウンドしてしまう恐れがあるのです。

ダイエットとは本来、体重を減らすことではありません。ダイエットをはじめる人の多くが「キレイになりたい」という思いを持っていたはずです。ダイエットによってリバウンドしやすい身体へと変化したり、体調を崩してしまっては本末転倒ではないでしょうか。

ダイエットをすることにおいて大切なのは一時的な減量ではなく、今までの生活を見直してリバウンドしにくい身体づくりをすることです。そのためには3食バランスの良い食事を取ること、適度な運動が不可欠です。また、体質に合う漢方の使用でよりダイエットの効果を感じることができるはずです。
今までの生活習慣を見直し、理想の身体を手に入れましょう。

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