1. 皮下脂肪
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頑張ってダイエットしたのに・・・なかなか落ちない下半身の皮下脂肪を落とすには?

下半身の皮下脂肪を落とすのが難しい理由について解説!

「下半身デブ」…昔から女性を悩ませる下半身のお肉、本当にイヤですよね。
二の腕が太いのは袖で隠せるし、ふんわりしたトップスで上半身は隠せます。

しかし下半身は、特にぴったりしたジーンズなどのパンツを履くとモロわかり。
スカートだって、腰回りから太ももにかけてぱっつんぱっつんになってしまいます。
そんな下半身に集中してつく皮下脂肪、何とかしませんか?

体重は減ったのに下半身が痩せない!?

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必死に食事制限して何とか希望体重まで痩せた!のに、何かすっきり見えない…よくありますよね。
上半身のサイズはダウンしたのに下半身はそのまま、しかもセルライトらしきものまで見えたりすると、すごくショック。
お肉って平均的に減るもんじゃないの?

残念ながらお肉の減り方には順番があり、下半身は最後のほうです。
特に運動ではなく食事中心のダイエットをした場合、皮下脂肪はなかなか減らないんです。

人によって若干違うものの、女性の場合身体が痩せるのは概ね以下の順番だといわれています。

1.手首・足首
2.腕(ひじから下)
3.ふくらはぎ
4.肩
5.腕(ひじから上)
6.太もも
7.胸・顔
8.お腹・腰
9.お尻

下半身が痩せにくいのがわかりますね。
それどころか、ふくらはぎや二の腕すら細くならないと嘆いている人は、下半身が痩せるのははるかに先ということになります。

また、太る時はこの逆からといわれ、下半身からお肉がついていきます。
つまり、ダイエットを繰り返すと上半身ばかり細くなり、下半身は太くなるというアンバランス体型がどんどんひどくなってしまうのです。

女性の下半身に皮下脂肪がつくのは仕方ない

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なぜこんなことになるのでしょうか。
これは、女性ホルモンの作用がとても大きいといわれています。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、女性の美や健康を保つ大切な役割を果たしています。
その中でも最も大切なのが、妊娠・出産です。

妊娠しやすくし、それを維持し、出産後は子宮の回復を早めてしっかり赤ちゃんを育てられるように、お腹周りは常に温かくなくてはいけません。
しかし、子宮の構造は複雑なため、血行が悪くなりがちです。

また、同じ理由で水分代謝も悪いため、子宮はとても冷えやすくなっています。
そのため、熱が逃げないよう防寒し、合わせて外からの衝撃を和らげるために、皮下脂肪がつきやすくなっているのです。

ちなみに、女性ホルモンの分泌は30歳前後がピークで、それ以降徐々に減っていきます。
女性ホルモンには皮下脂肪を貯めやすくする作用がありますが、内臓脂肪をつきにくくする働きもあります。
そのため、更年期に近づくに従って内臓脂肪も増えるようになってきます。

内臓脂肪は生活習慣病の原因となる脂肪で、血中コレステロールや中性脂肪を増やしてしまいます。
実際、50歳以降女性のこれらの数値は上がりやすく、男性以上にコレステロール値などが高くなることがわかっています。

加齢とともに、ダイエットの失敗で下半身に皮下脂肪が残った状態で内臓脂肪も増えていくので、ますます下半身デブになってしまうのですね。

下半身の皮下脂肪を落とすのが難しい理由

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下半身の皮下脂肪がつきやすいだけでなく、落とすのが難しい理由には、以下のことがあります。

女性ホルモンは一生分泌される

女性ホルモンが分泌されている限り身体は子宮を守ろうとするため、皮下脂肪を離すまいとします。
しかも、この働きは女性ホルモンの中でもエストロゲンによるものとされていて、プロゲステロンが更年期以降ほとんど分泌されなくなるのに対し、エストロゲンはある程度分泌され続けます。
そのため、皮下脂肪はガンコに下半身に居座り続けるのです。

現代の日常生活では腹筋をほとんど使わない

さらに皮下脂肪を増やしているのが、現代の生活様式です。
女性の場合会社ではデスクワークが多く、座っての仕事が多いため段々姿勢が崩れ、前かがみになって腹筋を使わなくなってきます。
家事や育児も前かがみになることが多いため、やはり腹筋が衰えてきます。

皮下脂肪は日常生活であまり使わない部分からつきやすいため、お腹・腰・お尻・太ももなどの下半身にどんどん皮下脂肪がついてしまうのです。

股関節に問題がある

また、股関節に問題がある場合も、下半身に皮下脂肪がつきやすくなります。
股関節は脚の付け根にある関節で、身体の中で一番大きい関節です。
立つ、歩く、走る、跳ぶなど足の様々な運動や、上半身の体重を支えるという非常に重要な役割があります。

しかし、統計的に日本人女性は股関節が弱い人が多く、股関節が変形しやすくなっています。
すると姿勢が悪くなり、さらに脚を組む、横座りするなどのクセがある人は股関節だけでなく骨盤も歪めてしまい、下半身全体に皮下脂肪がつきやすくなるのです。

特に股関節が弱くなるのが40代以降です。
女性ホルモンが減少するとカルシウムの吸収が悪くなることから、軟骨がすり減りやすくなります。
すると変形だけでなく痛みも起こるため運動不足になり、ますます皮下脂肪が落ちなくなってしまうのです。

内臓下垂になっている

内臓下垂とは、腹筋の力が弱いために内臓を支えきれず、本来の位置より下がってしまうことです。
内臓が下がってしまうと本来の機能が低下し、消化・吸収・代謝が悪くなるため、皮下脂肪や内臓脂肪が貯まりやすくなるのです。

体重が減ったのにお腹周りがぷっくりのままの場合、内臓下垂も疑いましょう。

皮下脂肪の材料となる食材の摂取

皮下脂肪の元となるのは脂肪や糖質です。
糖質とは炭水化物や砂糖などの総称で、脂肪はそれほど含まれていないのですが、体内で使われないと脂質に変化し、脂肪として蓄えられるのです。

ここで、簡単に女性が1日に必要な炭水化物量について見てみましょう。
女性の平均基礎代謝量は1100~1200kcalで、必要な炭水化物量は140g~200g程度です。

基礎代謝というのは生きているだけで消費するエネルギーのことですから、もちろんこれだけでは不足します。
農林水産省によると、活動量の少ない成人女性の場合1400~2000kcalが総カロリーの目安となっています。

そこで、少なめな1400kcalで計算すると175~227.5gとなります。
ところが、平成28年国民健康・栄養調査によると、女性の平均摂取量は231.0gとなっていて、少ない数値で計算すると1日に50g多いということになりますよね。

炭水化物の場合、1gが4kcalですから、1日で50g×4kcal=200kcalが余剰カロリーということになります。
1kgは7000kcalといわれますから、35日で体重が1kg増える計算になりますね。

実際には他の食材との兼ね合いもあってこんな単純計算にはなりませんが、ほんの少しの余剰カロリーも貯まればいつの間にか皮下脂肪になってしまいます。

食事制限ダイエットで下半身の皮下脂肪が多少落ちたとしても、それで安心して元の食生活に戻してしまうと、また一番貯まりやすいお腹周りや太ももなどに貯め込まれてしまいます。
その結果、いつまでも下半身の皮下脂肪がなくならないのです。

下半身の皮下脂肪を落とす効果的な方法は

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下半身の皮下脂肪がガンコな理由がおわかりいただけたでしょうか。
こんな皮下脂肪を落とすには、食事療法だけではかなり無理があります。
絶対にできないということはないものの、下半身の皮下脂肪が落ちる頃には上半身の脂肪がさらに落ち、結局バランスの悪さは変わらないのです。

そこで、下半身の皮下脂肪を集中的に落とすには、筋トレと有酸素運動をプラスすることをお勧めします。

有酸素運動が脂肪を燃焼するというのは、よく知られていますね。
最初の20分は血中の糖分が、それ以降は体脂肪が燃焼するといわれていたので、1日30分も運動できない、とあきらめていた人は少なくないと思います。

しかし、最近の研究で体脂肪も早い時間から燃え始めることがわかりました。
最初は糖分(ブドウ糖)のほうがより燃焼されるものの、同時に脂肪も燃えているのです。

しかもこの運動は続けてやる必要はなく、回数を分けて行なってもそれほど変わらない効果があるそうです。

さらに、この有酸素運動はやる人の体力に合わせてやれば良く、軽く息が上がる運動であれば散歩でもストレッチでも良いとされています。
それなら何とかできそうですよね。

しかし、有酸素運動が燃焼するのは糖や脂肪だけでなく、筋肉も同時に燃焼してしまいます。
筋肉は消費カロリーが多いパーツで、筋肉があればあるほど基礎代謝が高くなります。
そのため、有酸素運動で筋肉を減らしてしまうのはマズイのです。
しかも、有酸素運動では下半身の皮下脂肪を集中的に落とすことはできません。

そこで、筋トレが必要になります。
筋トレは消費カロリーは低いものの筋肉を増やすことができるので、有酸素運動で減った筋肉を筋トレで取り戻せますし、ハードな筋トレをすれば増やすこともできるのです。

また、東京大学大学院教授で理学博士の石井直方氏によると、有酸素運動だけより筋トレを行なってから有酸素運動をしたほうが、脂肪の燃焼率がアップするそうですよ。

下半身の筋肉を鍛える筋トレはたくさんありますが、器具要らずで簡単にできるこんな方法が良いですね。

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下半身の皮下脂肪を漢方薬で落とすことはできる?

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最近よく見かける、漢方ダイエット。
皮下脂肪を落とすのに効果的といわれているので、かなり期待してしまいますよね。
漢方薬で下半身痩せをすることは可能なのでしょうか。

漢方は、ある症状そのものを治すのではなく、全体を診てその症状の根本の原因を見つけ、その部分を改善していく医学です。
皮下脂肪が貯まる原因には色々ありますが、女性に多いのが身体の冷えによるものです。
子宮を冷えから守るために、下半身に皮下脂肪がついてしまうのですね。

では、その冷えはどこから来るのでしょうか。
一つは水分代謝の悪さ、もう一つは血行不良です。
顔や脚がむくみやすい場合、水分代謝が悪く、本来排出されるべき水分が体内に貯まってしまっています。

また、血液には熱を運ぶ働きがあり、筋肉が動くことで生まれた熱を全身に届ける働きがあるため、血行が悪いと身体が冷えてしまいます。
そのため、お腹周りを中心に下半身に皮下脂肪がつきやすくなるのです。

さらに、血行不良にはいくつもの原因があります。
水分代謝の悪さによる冷えで血流が悪くなる場合の他に、食生活の乱れや不規則な生活などによって血液がドロドロになり、流れにくくなっていることもあります。

また、栄養不足で心臓のポンプの働きが弱まり血液の流れが悪くなっている場合もあれば、ストレスによって血管が収縮し、血流が悪くなっている場合もあるのです。

これは一例ですが、漢方ではこのように「下半身の皮下脂肪」という一つの現象について、その原因を一人一人の体質に求めます。
そして、その体質を根本から治すための生薬を何種類か選び、治療していきます。
すると皮下脂肪がなくても下半身が温まるようになるため、余分な脂肪がつきにくくなっていくのです。

ただ、体質改善は短期間でできるものではありません。
例外はあるものの、基本的に漢方薬は長い時間をかけて体質を変化させていきます。
そのため、市販の漢方薬を1~2瓶服用した程度では、効果が実感できないということがよくあるのです。

より早く確実な効果を期待するのであれば、漢方薬だけに頼るのでなく、筋トレや有酸素運動も合わせて行なうことをお勧めします。

なお、漢方薬は体質を改善させるものですから、現在の体質に合った処方のものを選ばなければ意味がありません。

皮下脂肪に作用するといわれている漢方薬には「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」「大柴胡湯(だいさいことう)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」などがありますが、それぞれ合う体質が違います。

また、漢方薬はダイエットサプリメントではなく医薬品ですから、副作用もあります。
それを防ぐためにも、必ず薬剤師や専門家と相談して選ぶようにしましょう。

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